【虫歯治療】痛い？痛くない？悩んで手遅れになる前に治療しましょう！

こわいのは虫歯治療ではなく虫歯を放置すること

小さなこどもだけでなく、大人でさえも歯科医を敬遠する人は少なくありません。虫歯治療は痛い・こわいというイメージがぬぐえないからです。しかし、こわがって避けていては虫歯は治りません。
まずは、虫歯と治療のことをキチンと知るところから始めましょう。

なぜ虫歯になるのか

虫歯は虫歯菌が歯を溶かすことで起きるものです。菌が口腔内になければ虫歯にはなりません。また、たとえあったとしても、口腔内の状態が良く菌の活躍を抑制できていれば虫歯にはなりにくいでしょう。

つまり、菌が暴れまわる状態だと虫歯になってしまうわけです。

口内環境の悪化原因

過度のストレスや歯垢の蓄積が虫歯を招く口内環境悪化の原因になっています。ストレスと密接に関係する歯ぎしりも原因として忘れてはならないものです。

進行具合で治療法も変わる

虫歯も穴が開く前の初期であれば再石灰化を促進することで治すことが可能です。しかし、穴があいてしまうと削っての処置になります。さらに酷くなれば抜歯しなければならないケースもあります。

インレーとクラウン

重症化していない虫歯はインレー(詰め物)やクラウン(かぶせ物)で治療するのが一般的です。インレーは削ったあとの穴を埋めるかたちで使用します。クラウンは歯を覆うように使いますので、素材と色によっては目立ちます。

どちらも見た目や性能は保険適用外のものの方が上であることは間違いありませんが、保険適用内のものがダメということもありません。

ブリッジとインプラント

重症化してしまうと悪い部分を削るだけでは済まなくなります。つまり抜歯が必要となり、歯を失う結果となります。失った歯の後には人口の歯を設置することになります。
ブリッジは他の歯を土台役にして橋をかけるように人口の歯を装着するものです。
インプラントは外科手術で土台を埋め込んで設置する人口歯です。導入はブリッジよりも大がかりですが、設置後は楽といえるでしょう。

虫歯治療を受けるべきタイミング

できれば自覚症状がでる前に早期発見といきたいところです。痛くなくても歯科医で検診を受けていればそれも可能でしょう。

少なくとも、痛みを感じたら早めに治療を受けるべきです。軽ければ軽いほど処置も簡単で痛みも少なく費用も抑えられます。逆に、どうにもならなくなって駆け込むようだと時間的・精神的・肉体的・経済的負担は大きくなります。

虫歯は勝手に治るものではなく、放置すればするほど悪化するのが普通です。

治療後の痛みは問題か

虫歯治療を終えてから患部が痛み出すことがあります。しかし、それが直ちに問題だとはいえません。状況によりますが、数日から数週間で痛みはなくなるでしょう。

とはいえ、心配な場合や我慢できないほどの痛みであれば迷わず歯科医を受診して下さい。

いずれにしても、こわがらずに早期受診を心がけていれば、痛い思いをすることも少なくなるはずです。

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